雑記。

自分が、ちょっとフランス語話せるようになって、話せる人の立場が理解できるようになった。話せる人と話せない人には、大きな壁があって。ちょっと話せる人とかなり話せる人にも、壁があるけど話せる人と話せない人に比べたらましって感じ。

 

私がフランス語話せなかったとき、フランス語話せる人に、フランス語について質問なり頼ったりしたとき、自分でなんとかするしかないっていう対応取られることが多かった。しゃべれない立場の私からしたら、冷たい対応だなぁって思ったけど。

実際、勉強して話せるようになった今、その人たちの気持ちがわかった。

フランス語は、積み重ねでしかなくて、説明できるものでない。話せる人が話せない人に、フランス語を説明しようとすると途方もない労力になるから、そうするしかないのだと。かなり話せる人は、ほぼオートマティックにフランス語が出てくるから、説明も言われて、そういえはそうだったなって感じ。それぐらいにならないと、フランス語はいつまでたっても話せない。そして、フランス人のコミュニティに入れるくらいフランス語が堪能な人は、基礎をしっかり勉強してる。その基礎を得るまで、かなりお金がかかるらしく、今まで出会ったフランス人社会で問題なく生活してる人は、気安くフランス語の質問する人にイラってするらしい。ここまでのレベルになるために、どれだけお金掛けたと思ってんのよって。お金だけじゃなく、努力も必要で、相当苦労しないと身につかないらしい。魂すり減らすくらいに。

 

ある程度、語彙が増えて相手の言うことを理解できるようになったら、次に襲ってくるのが、sujet(テーマ)を掴むこと。こいつは、魔物です。フランス人の会話方法は、日本人とまったく違うことに、気付いていくんです。相手の話を、しっかり聞いて内容を理解するんだけど、突然あられもない方向に話がぶっ飛ぶ。聞いてる私の頭の中は、???状態に。相手の気分が盛り上がるほど、四方八方に話が飛ぶ。一体、何の話をしているんだ…って絶望的な気持ちになります。しかし、それがフランス人の会話方法で、sujetを主軸におのおの話を展開していく。自分が話したいことを話し、相手の話を真剣に聞くスタンスがないと思います。又、この事実に気付いたとしても、日本人の頭では、話に付いていけないのは変わらないんです。日本人の会話は、話の筋を追っていくものだから。往々に、在仏日本人が、フランス人と日本人は頭が違うという結論に至るのは、この部分。いや、すべてにおいて頭が違うで片付いてしまいます。フランス語会話は、相手の話を真剣に聞くことを放棄する必要がありそうです。