ぼったくられたのか?と思った話。

とりあえず、今日の話。

 

只今、ヴェネチア旅行中です。ヴァポレットっていう船の、3Days券を買ったので、元を取らねば!!と、夜のサンマルコに出掛けた。ちょっと散歩のつもりが、迷路みたいな路地にレストランがいっぱいあって、呼び込みが面白かったので散策してみた。どこのレストランの呼び込みも、日本語堪能で「ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さん」って、日本人の私でも誰のネタか忘れた芸人のネタで呼び込まれたり。「イカ墨パスタ~~ボンゴレ~~あるよ~」って、日本人が好みそうなものをおすすめしてくる。イタリア人特有の陽気さの賜物ですね。

 

路地をどんどん進んで行くと、人通りの少ない道に入って行った。一軒のレストランのメニュー見てたら、店員の兄ちゃんに声掛けられた。いっぱい歩いてちょうどお腹空いてきたし、食べたかったイカ墨パスタがあったから入ることにした。

 

初めは大したことない。メニュー持ってきて案内してくれた。

私は、イカ墨スパゲティ(以下:イカ墨)が食べたかった。

でも、彼は、シーフードパスタをごり押ししてきた。値段が書いてなかったので、尋ねたら100g9ユーロという謎の価格設定。

私は、イカ墨をお願いした。

彼は、イカ墨はないから、シーフードスパゲティはどう?って、またごり押ししてきた。イカ墨は諦め彼のおすすめを選んだ。

彼は、プロミスって連発してたけど、何のプロミスだよって内心思ってた。きっと、美味しいよってことだろう。

 

そして、出てきたのは、どう考えても一人で食べきれないであろう、山盛りのシーフードスパゲティ。

隣の席の、カップルも可哀そうに…って顔してた。

グラム換算の料理で、あり得ない山盛り。

 

これは、ぼったくりレストランに入ってしまったか?!カモにされてしまった。。

感じいい兄ちゃんと思ってたのに。

とりあえず、いくらなのか聞いてみた。25ユーロだった。

しかも、後から入ってきた客にイカ墨出してるし。

 

確実に、半分くらいしか食べきれないだろうスパゲティに、25ユーロ。しかも、イカ墨あるじゃん!!

ありえないので、抗議した。

 

「全部、食べきれないから半分にしてくれ。」

すると、彼は、「ノープロブレム」と満面の笑みで答えた。今思えば、「おいしいからこれくらい余裕で食べられるよ☆」のノープロブレムだったのかもしれない。

私「多いYO!!」

彼「ノープロブレム!!」

このやりとりを、3回くらい繰り返した気がする。

 

最終的に、半分にしてもらった。

 

やり取りの間に、やわらかな麺になってた。味は確かにおいしかった。

私が、パスタ食べてる間、問題の兄ちゃんとその上司がなんか揉めてる。カウンターの兄ちゃんも混ざって、話し合ってる。

上司のおっちゃん、まるで喜劇役者みたいだった。

カウンターの兄ちゃん、私に気を使ってくれてる。

 

イタリア語だから、何話してるのか全然わからないけど、私のこと話してるみたい。

 

レジで、会計したら20.5ユーロだった。

スパゲティ自体、15ユーロ。

泣く泣く、高額払うつもりで居たから、拍子抜けした。

 

どうやら、ぼったくりではなかったらしい。

レストランを出て、船着き場まで行くのに迷ってたら、レストランの兄ちゃん達に遭遇。入口が二か所あって、反対側の入り口の前を通ったらしい。

例の兄ちゃんに、船着き場の場所を聞くと、肩組んで「オールストレート、2ミニッツ」って教えてくれた。

 

彼は悪い人じゃない。ただの典型的なイタリア人の兄ちゃんだ。